サッカーJ1リーグ28節、清水エスパルスーサ大宮アルディージャ戦を見て。後半2018明治安田生命J1リーグ4節、清水エスパルスーベガルタ仙台戦を見て

2018年03月04日

2018明治安田生命J1リーグ2節、清水エスパルスーヴィッセル神戸戦を見て

ダゾーンに加入しました!
エスパルス全試合と海外の好きなチームの試合が見れるし、今はダーツとか馬術とか全然知らなかったスポーツを楽しんで見ています。

 さて、エスパルス2018年度になっていい調子ですね!
1節の鹿島戦、前半は鹿島も4日前にアジアチャンピオンズリーグに出てたせいもあったのか戦術から、前半は落としていたのかエスパルス攻勢で、ハーフタイムに入ってこれは後半の戦い方、結果が今シーズンの試金石になるな、と見ていましたが案の上後半から鹿島が構成に出て、なんとかエスパルスが耐えしのぎました。
ここで1点でも取られたらひょっとしたら前年までと変わらないのではないか、と思っていたのですが、0点に抑え切れたというのが今シーズン期待させる根拠になったと感じます。

 そして3月3日の神戸戦。
タレント集団を相手に4-2の勝利。
点を取られてしまったのは課題だと思いますが、取られた2得点とも、取られた方は脱帽の失点だと思います。
2点目のチョンウヨン選手のフリーキックはもう、蹴る前の雰囲気からして、あ、これは決められるわ、と感じました。
タイミングもコースもバッチリでしたね!
たらればで言えば、あそこでファウルしてなければ、とか六反選手が読み違えてニアに重心をかけてなければ…とかいくらでも言えますが、それはどんな失点にもあることだと思うので、やはり完璧に近い得点だったと思います。
この試合でエスパルスは同じ位の距離で3回程フリーキックを与えてしまったので、危険な場所で不要なファウルはしない様にする、というのも課題の一つではないでしょうか。
 この試合はエスパルスがよかったというよりも、神戸の監督の采配による自滅だと感じました。
前半、エスパルスDFが捕まえ辛かった田中順也選手をサイドバックに移してしまったこと、好機を沢山演出していた橋本和選手を下げてしまった事、フレイレ選手相手に高さでは完勝、足元、ポジショニングではやったりやり返したり、と一番怖かったハーフナー選手を下げてしまった事がエスパルスDFを大分楽にさせたような気がします。
そして右サイドからよく攻めてましたが、多分左サイドから攻められた方がエスパルスとしては嫌だったと思います。
が、これに関しては左サイドを突く役割の、相手の右サイドバックである小川慶次朗選手が不慣れなポジションでやっていたこと等、仕方のない面もあったのかもしれません。
 ポドルスキ選手と三田啓貴選手はずっと怖かったですね!
特にポドルスキ選手、本当はトップの場所がいいと思うのですが、トップ下にいても嫌なプレーヤーです。
強烈ミドルもありますし。
FWはいい選手他にもいますしね。
ポドルスキ選手をトップ下に持ってきたのは一つ素晴らしい采配であったと思います。

 では詳細に入っていきます。

 エスパルスの今季期待できる最大の根拠はディフェンスの最後の所で足が出る所だと思います。
この試合でも1,2回程それによって失点を防いだシーンがありました。
そしてそれをしているのがフレイレ選手です。
フレイレ選手は何かぎこちなくて、DF初挑戦か!?と思わせる反面、最後の決定的な所で足を出してピンチを防いだり、この試合では始めの時間帯で危険な位置でのフリーキックを与えるようなファウルをしてしまう一方で相手のエースを懸命に抑えてくれたりと、1試合の中で長所も短所もフルで見せてくれますね。
短所はもちろんありますが、今のエスパルスの強みである所の象徴であるフレイレ選手は、外せないような気がします。
 DFは前年までと比べて大分よくなった気がします。
場所を問わずに守ってくれるファンソッコ選手。
ゴール前でボールを取ったと思えば、次の場面では左のサイド際、松原選手と石毛選手の間で相手からボールを奪うソッコ選手の姿。
そしてほぼ100%1対1では勝利してるし、取った後状況に合わせてフィードしたりはたいたり、ドリブルで駆け上がったりと、頼りになりすぎます。
 フレイレ選手は上記の活躍。
たまーに、ブラジル人らしい、狡いプレーも見せてくれます。
サイドバックは後で触れるとして、4枚の身長が高く、空中戦での心配がもう無くなったと言っていいと思います。
1節、2節とほぼ空中戦では勝って、今まではヘディングで勝ってもクリアになってしまっていたのが、特に立田選手に関しては、ヘディングで競り勝ってそのボールを味方にパスしてくれます。
これは大分大きい所です。
よって、今回のハーフナー選手の様にもっと高い選手の存在が凄く怖くて、どうなるか見ていました。
やはりこの試合でも空中戦では勝てず、ポストプレーによるピンチもありました。
しかしそこで最後の粘り強い守備が加わったので、高さによる失点はなかったですね。
素晴らしいと思います。
1失点目は、空中戦ではなくクロスを上げさせてしまった事と、捕まえづらいポジショニングを取っていた田中順也選手に対してずっと対応しなかった事、最後の所のDFのポジショニング、コミュニケーションの問題だと思います。

 期待できる根拠のもう一つは石毛選手の活躍。
この2試合、守備、攻撃、両方で異次元の活躍をしてくれています。
守備面では読みがいいのか、インターセプトをしてくれる場面が多いような気がします。
攻撃面ではもう、誰もが知ってるとおり、テクニック抜群の選手なので神戸戦でも2アシスト(相手の1点目も含めると3アシスト)と結果が現してるようにエスパルスの中心です。
鹿島戦でPKを取ったのも石毛選手でしたね。
ドリブルだけ、パスだけ、という1つだけが秀でてるのではなくて、ドリブルもパスも、ポジショニングもハードワークも、全てにおいて今の所は突き抜けている印象です。
 心配なのは現時点での戦術では石毛選手と金子選手の負担が大きすぎる事。
両選手とも攻守において不可欠な存在なので、シーズン通して活躍してもらうためにも、両サイドのカバーをもっとやらないとシーズン後半どころか前半でバテてしまうかもしれません。
そうしたらおそらく、エスパルスは中位以下の順位にまた沈んでしまうでしょう。
 ボランチの両選手はよく走って攻守にカバーしていると思いますが、それでも消えている印象が強いのでもう少し効果的な動きをしてあげると両サイドの負担を減らせるかもしれませんね。
例えば今は2人ともが気を効かせて危険なスペースを埋めてくれてますが、それを一人にして、もう一人はボールに喰らいついていくようにすれば見た目にも、周りの選手への負担を減らす意味でもチームがもう一段上に行くような気がします。
そしてもう一つが両サイドバック。
個々で見ると悪くない(どころか立田選手は守備で大活躍、そして1得点!)のですが、個々で納まってしまっていて、自分の近くのサイドハーフ、ボランチ、センターバックの選手にフォローさせてしまう場面ばかりであるのが心配です。
これが逆に、自分のサイドの3ポジションをサイドバックの選手がフォローできるようになればもっと安定するし、特にキープレーヤーである石毛選手の負担は減ると思います。
簡単に書きましたが、1番修正するべき点はこのサイドバックの動き、ポジショニング、上がるタイミングであると思います。


 それでは個々の評価を書いて終わりたいと思います。

 GK六反選手。
 鹿島戦に続き、この試合でも決定的なシュートをビッグセーブしてくれました。
1失点目の田中選手のヘディングはノーチャンスでしたが、2失点目のチョンウヨン選手のフリーキックは読み違えてなければひょっとしたら、止めれたかも?

 DFフレイレ選手。
 試合序盤に危険な位置でフリーキックを与えてしまったのはよくなかったと思います。
相手が捕まえ辛かったり、その前の段階で右サイドから通ってしまったので仕方ない部分もありますが、せめてボールに行ってればファウルになるか、クリーンに取れるか5分5分だったのではないでしょうか。
ハーフナー選手相手に、空中戦では負けていましたがそれ以外の所ではバチバチにやり合っていて、楽しかったです。
最後の決定的な所で体や足を投げ出してチームを救ってくれる、今のエスパルスの長所の象徴だと思います。
 DFファンソッコ選手。
 ゴールエリア周辺だけでなく、場所をえらばず相手からボールを取ってくれる頼れるDF。
1対1ではほぼ負けず、取った後も正確なフィード、パスではたく、ドリブルで運ぶ、クリアと的確な判断ができる、強豪チームにいるべきDFだと思います。
この選手がいてくれるだけで、本当にいい成績を期待できる、と思わせてくれる選手です。
 DF松原選手。
 まだ寝ているようです。
鹿島戦よりはよかったけど、神戸戦含めて効果的なプレーは未だ皆無。
去年に比べて相手チームも警戒してくるのだろうけど、そこを潜り抜ける事と調子の波を抑えるのが課題だと思います。
ポドルスキ選手とやり合って、イエローカードを出させたプレーはとても素晴らしかったです。
 DF立田選手。
 鹿島戦はボール持った後ぎこちなくて、心配でしたが神戸戦は落ち着いていて、プレーの選択肢も増えていました。
1戦でこんなに変わるのか、と驚きです。
守備はさすがの1対1の強さ、空中戦はほぼ100%勝ち、ただクリアするだけではなくマイボールにしてしまう余裕。
そして勝ち越しの3点目。
見ていて!?!?!?!?!?と驚いてしまいました。
神戸は橋本選手が攻撃面でいい選手だったのもあって立田選手の右サイドを執拗に狙っていましたが、結果的にミスでしたね。
失点は2つとも左サイドからでしたし、エスパルスの得点も全部右側から決めてましたしそのうち右からの攻撃か2つでしたから。

 MF河井選手。
 うまいの一言ですね。
消えてる時間が多く見えますが、それは危険なポジションを消したり、攻撃の時もボールが来ないだけで相手の嫌な位置や、ボール保持者の近くに顔を出したりしていました。
持ったら確実に相手をかわしてつないでくれるし、このポジションでは大活躍はしないかもしれませんが欠かせない選手です。
竹内選手とどちらかが、攻守においてもう少しボールにガツガツ行くともっとよくなる気がします。
 MF竹内選手。
 前年までのネガティブな印象は薄れてますが、ボールを奪って駆け上がろうとして簡単に取られたり、パスミスがまだ目だったりと気を付けないといけない所は多いです。
ただ、鹿島戦から、フレイレ選手をよくカバーしていたり、プレーを切った後吠えたりと、気を効かせたり気持ちが見えたり、いい面も目立つようになってきました。
時々素晴らしいアシスト未遂のパスを出すので、これに関しては周りが感じて動いてあげるべきだと思います。
全てを竹内選手のパスミスにする、というのはナンセンスです。
ポゼッションされていてボールが持てない時間が続いた時、ボールを奪ったシーンがありました。
そこですぐカウンターに行きたく、味方選手も相手選手も急いで相手陣内に駆けていく中、竹内選手はキープして落ち着かせました。
これはとてもいい判断だと思います。
試合の流れからして、点が入るかどうかわからない上に相手にカットされてしまう可能性もあるカウンターを選ぶのではなく、ずっとボールをもたれていたのでまずこちらボールにして試合も気持も落ち着けるという判断。
結局この後別の所ですぐ取られてしまいましたが、このプレーから少しづつ、相手だけがボールを支配する、という展開は崩れていきました。
試合を通してみたらこのプレーが一番の名場面だったのではないでしょうか。
 MF金子選手。
もう少し、相手を抜く所をキープする所の判断をよくするともっといいような気がしますが、よく動いて攻守において活躍していました。
しかしやはり、石毛選手が相手にボールを触らせないドリブルをしているのに比べて金子選手は殆ど相手にボールを触られていたような気がします。
テクニックはあるので、やはり判断の所かと思います。
元々フォワードなのでまずは相手をかわそうとするのですが、全部それでは相手も対応しやすいです。
右サイドで効果的に崩す場面がない要因の一つかな、と感じます。
4点目のシュートは落ち着いていて素晴らしかったですね。
 MF石毛選手。
今の所スーパーな活躍です。
守備ではうまく読んでインターセプトをし、攻撃ではドリブルも安心して見てられるし、2アシストも味方をよく見てました。
あとは本人が決めるだけですね!
ポジショニングにおいても、外だけではなく中に貰いに行ったり、ゴール前に飛び出したり、素晴らしいです。
心配なのは超ハードワーク中なので、もう少し周りにフォローを求めるべきだと思います。
シーズン通していてもらわなくてはいけない存在なので、どこまで上手く休めるかが課題だと思います。
 FWクリスラン選手。
2点目に関しては間違いなくクリスラン選手のプレッシャーが相手DFのパスミスを誘いました。
1点目もファーに走るふりをして、ニアに入っていって上手くあわせました。
さすがですね!
ただ、仙台時代の印象ではもっとドリブルがうまく、スピードがあるかと思ってましたが、この2戦ではそういった点は特には見れませんでした。
個人で打開するプレーヤーではないのですね。
まあそこまで求めないにしても、味方が持った時にせめて前線でキープして落としたりスペースに走りこむといった、ポストプレー、フリーランのどちらかはするようにしてもらえると、攻撃がかなりスムーズになるのではないでしょうか。
今の所フィニッシュ前までの仕事は全部クリスラン選手抜き。
石毛選手、金子選手、北川選手による演出です。
あと後半の息切れが顕著すぎるので、もしフルで出したいのならもう少しペース配分を何とかするか、スタミナをつけるかしないとそのうち痛い目を見そうな気がします。
 FW北川選手。
2点目は取ったし、1点目はアシストをしました。
鹿島戦ではゴールライン前で昌子源選手とやり合って、活躍してました。
でもなんだろう、テセ選手を出す時に鹿島戦はクリスラン選手と変えろよ、と思いましたが、この試合では北川選手と変えたかったな、と思ってしまいました。
クリスラン選手が足をつってしまったので仕方ないのですが…。
消えてる時間が長すぎるような気がします。
上手い位置にいたり、気持ちは見えるのですが、期待からすると物足りません。
松原選手と共に、早く目を覚ましてほしいです。

 デューク選手。
 やはりFWで出た方が怖いですね。
と同時に、テクニッテクはそれほど…なのでさあ、繋ごうといった時には邪魔にもなります。
でも決定的な場面では性格無比なパスを出します。
4点目、起点になったプレーでは性格に石毛選手に相手選手の間からパスを通しました。
よくわからん選手です。
次はパワフルなプレーも見たいです。
 チョンテセ選手。
 後半からこの選手が出てくる事ほど相手にとって嫌な事はないと思います。
キープ力もさすがで、安心して見てられます。
ただ、やはり決まった時間しか与えられないので理不尽な得点力は影をひそめるし、ちょっとこの2試合、テセ選手の気迫が感じられないのでスタメンからスーパーサブになった事がモチベーションに影響を与えているような気がします。
キャプテンを降りてしまったのも気になります。
まだまだハングリーでゴリゴリなテセ選手が必要です。
老け込むのはもう少し待って欲しいですね。
 滝選手。
 結局出れませんでしたが、とても見て見たい選手です。
今のエスパルスのサイドハーフは攻守のキーなので、そこに新しい大きな才能が加わる事ほど嬉しい事はありません。

 ヨンソン監督。
 なんだかあんまりクローズアップされませんね。
どのニュース見ても広島を残留させた事ばかり書かれていてこの監督の事を深く知ることができません。
試合後のコメント等を見ての印象だけ言うと、能天気…ではないけどいい方向に物事を考える監督だなぁ、という印象です。
今の所いい結果がでてるからいいんだけど、今後どうなるのでしょうか…。


 ちなみに私が感じたエスパルスの現状をまとめると
いい所
・守備が粘り強く、最後の所で足が出るようになった。
・石毛選手の大活躍。
・空中戦の勝率UP。
・結果を出してきたユース選手がトップチームにようやく関わってきた所。
改善すべき点
・ボランチの消える時間の解消。
・サイドハーフの負担の軽減。
・味方がボールを持った時のツートップの動き、役割の改善。
・両サイドバックの、チームに合わせた動き。

4つづつですね!
ちなみにいい所の最後の、ユース選手の話題はまとめで初出しですが、エスパルスのユースは近年いい成績を出しています。
でもトップチームでレギュラーを取ったりという事が、柏や広島、東京に比べて少なく、寂しかったのですがこの試合では3選手(北川、石毛、立田選手)がピッチに立ち、しかも中心的な活躍をしてくれました。
ベンチには滝選手も入ってましたね。
こうしてユース選手が活躍していくことが長くチームとして力を保つのに必要だし、トップで活躍しなかったらユースを持ってる意味もないと思うのでようやく清水エスパルス、というチームが永く強豪として存在する時代に足を踏み入れたのではないか、と思います。

 それではまた次回。

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j66666 at 16:13│Comments(0)サッカー | 感想

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